イシをおく

ポツリポツリ

贈る

 

バイト先の仲の良い後輩がこの春就職するということで、明日を最後にバイトを辞めてしまう。

そして明日はバイト先の仲の良い同い年の子の誕生日。

ということもあり、2人に何か贈ろうと思い、前々から考えていた。

相手のことを考えながらプレゼントを選ぶのは、難しいけれどとても楽しい。

 

バイトでの2人しか知らないけれど、とても大好きなふたりなので、あげるなら無難にお菓子かなあと思い、大好きなお菓子屋さんに頼み、お菓子の箱詰めを作ってもらった。

 

明日はバレンタインデーということもあり、ついでに自分の分も、とちゃっかり頼んでしまった。

 

受け取った袋の中を見て、綺麗に包まれたお菓子に惚れ惚れとする。

お店のロゴをパターンのように配置したグレーと白の包装紙に、深い青の細い紙紐で丁寧に蝶々結びされた箱が3つ、袋の中にぴったりと収まっている。

こんなに幸せなのは相手のよろこんでくれる姿を想像するからだろう。

贈り物なんて、自己満足の部分もあるだろうけど、この時間がとても楽しい。

 

大切な人には、丁寧に贈り物をしたい。

 

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