イシをおく

ポツリポツリ

大人と子ども

 

今年で21歳

成人したとはいえ、十代から変わらず地続きでここまで過ごしてきたように思う。

子供の頃は、自分のことを大人っぽいと思っていたけれど、いざ21歳になってみて、私ってそうでもない、と思うことが多くなった。むしろ、子どもっぽいなあ、と思う。

 

こんなようなことを、時間と仲良くできない質、と形容している小説があり、ああ、と受け入れて、私だけじゃないと他人に寄りかかる気持ちで、救われた。

 

でも今日は少し大人になった日だと思う。

 

やっと車の免許を手に入れられた。

 

自分の1番身近な大人といえば、父と母

2人はどこか遠出するときや、中学生のときに塾の送り迎えをしてくれた。

運転してる姿は、見慣れたものだけれど、その行動の発端には子どもに対する愛情だとか、優しさだとか、思いだったりがあって、車を運転することは、大人が子に向けるやさしさの象徴的な行為だと勝手に感じた。

 

教習所を卒業して、本試験を先送りにし続けて半年以上経ってしまったから、うまく運転できるかドキドキ。なにより、家の駐車場が狭すぎて、運転することのハードルが高すぎる。

免許を手にすることは出来たけど、まだしばらくは両親に助けてもらうことになりそう。